五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感

小学生年代に必要なものを身につけよう‼

6月の試合に向けて!

今日の練習は、もう一人のコーチにお任せしてしまいました。
そのコーチの感想です。
相手の足が届かない間合いを取りながらのドリブルで顔を上げるトレーニングをしました。2人の子は意識してやってたので奪われることなく相手も飛び込めず良いプレーにつながってました!
間合いを見るから自然と顔も上がって良い姿勢でした!
あと、1人の子がドリブルキレキレでした、体のバランスができてきていい感じですね!との事でした。

5月は静岡遠征の1日だけの試合でした。
6月は親しいチームとの試し合いを3日間予定しています。
6月1日のアーヴォリ招待、6月9日のホームグランドでの安濃さんとのトレーニング、6月23日のぺルナさんのJOGO。
毎度のことながら、我が団に声をかけて下さって、感謝です。

五十鈴サッカー少年団交流試合と一般的な試合との違うところをお話しします。

*1日通して、いろんなチームとたくさん試合ができる。参加している子達は、腹いっぱいサッカーをします。試合に出られないことがない。キャプテンだろうが、エース格の子だろうがベンチにいる時間があるんです。
*審判は基本なしで、ファールやオフサイドラインアウトは子供たち次第。お互いのチーム同士で、試合が進んでいきます。もちろん悪質なファールは論外ですが。
*フィジカル勝負ではなく、基本テクニック勝負。だから、低学年・高学年・男の子・女の子は関係ない。ボールを持てる上手い子が一番なんです。
*大人が勝敗に拘りすぎず、子供たちを自分の思い通りに動かそうとしない、選手を操り人形にしない。子供たちがしたプレーを称賛したり、また違うプレーを提案したりして、子供たちの自由なボール扱いをみてニヤついたりしています。大人が作り出すお決まりのパスワークではなく、大人の思いつかない“えっ”って声が出てしまう心が動くプレーが楽しいんです。
*ポジション・フォーメーション・先発・交代メンバーは選手任せ。試合の準備も選手任せ!
*試合の合間は、選手間交流。他チームの上手い子を見つけて、1対1やリフティング勝負、股抜き勝負、ミニゲームをしています。他のチームに友達ができるなんて素敵すぎると思いませんか。

こんな感じで試合しているのが、皆さん想像できますか?

最初は、自分もチームを勝たせようとして、よく試合中吠えていたなぁ。“ああしろっ、こうしろっ”って自分の思い通りにコントロールしようとしていました。だからいつもカリカリして、全然選手も大人も楽しくなかったのを覚えています。

サッカーだからゴールを目指す、ゴールを割らせないのは当たり前なんですが、そのために必要なことは、遠からずいつかは子供達が見つけてくれると思います。それまでは、遠回りだけど大事なボールコントロールと果敢に挑む心構えをしっかりと植え付けられるように導けたら、きっと次のステージに繋げていけると思う。

自分のしたプレーに失敗なんてないと思う、全ては次に繋げるための糧であり、経験!そんな彼ら彼女らを応援したくなります。


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