五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感

小学生年代に必要なものを身につけよう‼

春なのに

 今年も春が近づいてきました。桜もちらほらとピンク色の花ビラを色づかせてきました。暖かく心ときめくこの季節なのですが、我が団にとって毎年寂しさが込み上げてくる時でもあります。

 今日は、五十鈴サッカー少年団ただ1人の6年生の卒団式でした。幼稚園の頃から2つ上のお兄ちゃんのサッカーに付き添ってきてくれていたと思う。だからとても長く五十鈴サッカー少年団に係わってくれてた時間が長かった子だから思い入れも沢山ある。

それに、謙虚で素直で穏やかで実直で、沢山のほめ言葉が頭に浮かんでくる子でした。

4年生のチームメートからも親われてたのが、練習や試合の中でも感じとれていたけど、今日の卒団式での4年生の彼ら彼女達のT君を表した素直な言葉は、彼のこれまでの立地振る舞いが招いた素敵な表現だったと思う。これは、6年間の彼の功績であり、財産です。

 コーチからも二言三言。

 T君は4年生の頃からU-12の試合にもう出ていました。身体はもちろん小さいし、スピードも全然違った中で相手チームと対峙し、味方チームメートと呼吸を合わせなければいけなかった。でも持ち前のテクニックで果敢に勝負してくれてたし、天性のサッカー感でパスカットやボール奪取をしてくれてた。“T君はいて欲しいところにいてくれて助かるんだよね“と2つ上の我が息子が言っていたのを今でも覚えている。

 5年生の時は1つ上の6年生4人といつも一緒で本当に仲が良かったね。5人でよく連携を取って、よく攻めてよく守って、クタクタになるまで試合に出てくれたね。

 そして最終学年の6年生、4年生が主体となったチームで主に守備を担当してもらって責任のあるポジションを任されっきりで大変だったと思います。君がいてくれたから試合が成り立っていたと思う。この1年はコーチも4年生達も君におんぶに抱っこの状態でした。本当に心から感謝です。

 コーチ陣も下級生の子達も君のブレーが大好きでした。そして大ファンでした。君のプレーに心踊らせ、ワクワクしていました。

そのプレーがあと少ししか見られないと思うとやっぱり寂しいです。

送り出す時はいつも思う。“あと1年このチームを見届けたかったと、あと1年この選手をあずかりたかったと”

 さあ4月から新しいステージです。自分の心に素直に打ち込める道を探してみて下さい。中学年代 大好きなものがあるのと無いのとでは、大きな違いが出てくるように思うのです。

コーチもまだまだ頑張る、君も頑張れっ‼

 

f:id:isuzu-soccer:20220327213518j:plain