10月22日(日) 猿田彦神社さま主催、伊勢市サッカー協会運営のさるめ杯が行われました。
五十鈴サッカー少年団が運営を取り仕切るU9(3年生以下)の大会です。
本年度も昨年同様に伊勢市サッカー協会の方々と協議の上、以下のような要項とさせて頂きました。
○小学生コートの半分、ハーフコートでの試合
○人数は5人制(チーム間協議で人数増加可能)
○キックイン
○あらかじめのオフサイドラインの設定
○勝敗はつけるが、順位はつけない。
などなど。
昨今のサッカーキッズ人口の減少➡️チーム数の減少！
補欠の子達の出場機会の増加、出場時間の確保！
小学生年代からの指導者や親の勝利至上主義の蔓延！
これらを少しでも是正出来るように、5人制にして少人数チームでも参加出来やすくしたり、順位付け無しにして大人がヒートアップしないようにしたり、みんなが試合に沢山出られるようにしたり、コートを小さくして沢山ボールを触れるようにしたり、フィジカル勝負にならないようにしたり、
サッカーに携わる大人のちょっとした工夫で、大人も子供もみんなが夢中になる環境を作り出せるんだよなぁ。
おかげさまで、沢山のチームが参加してくれて、沢山試合が出来て、1年生～3年生、4年生(女子)までの沢山の子達が出場出来ました。
さてさて、我が五十鈴サッカー少年少女団の子達は？
3年生男子4人と4年生女子2人の6人構成。交流チームのご協力で、ほとんどの試合を、6人制にしてもらえて、フル出場出来ました。
北浜さん、FC伊勢志摩さん、玉城さん、有緝御薗さん、パルティーダさん、とガッツリ5試合させてもらえました。
試合結果は、5試合とも負け、大量失点でした。
でも、イライラ感や絶望感が無いのは何故なんだろう？
それは、選手達の成長を感じられたから！
沢山点を取られても気持ちは切れない、出来ることを直向きにやってくれたから。
対戦相手にビビらずに立ち向かえる強い心があったから。
相手の勢いに負けずに果敢にドリブルで立ち向かえたから、逆にしっかりボールを奪いにいく勇気があったから。
自分達で考えて、入れ代わりポジション変えたり、ドリブルとパスを使い分けてくれたから。
大人のサッカーに対抗して子供らしいサッカーで挑んでくれたから。
フィジカルサッカーでは勝てないけれど、ゆっくりサッカーならば、勝負出来ていたから。
他チームの大人から"うまっ"ていう言葉を引き出せたから。
5試合して、たったの3得点だったかもしれません、でも貴重な、やっていることが報われる、みんなが繋げて取れた最高のプレゼントの3得点だったから。
本日の最優秀選手は、全員です。何故なら選手全員が一皮むけた、覚醒したプレーを5試合全部で見ることが出来たから。とても清々しい、正々堂々としたプレーぶりでした。
対戦して下さった選手、指導者、父母の皆様、有り難うございました。おかげさまで、五十鈴サッカーの子達はお腹いっぱいになるまでサッカーが出来ました。
本日も父母の皆様には、大会運営、選手の見守り、沢山の応援とサポートして頂き、とても感謝です、有り難うございました。
