五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感

小学生年代に必要なものを身につけよう‼

アンガーマネージメント

 みなさんお久しぶりです。

コロナ渦で団活動が制限されていましたが、五十鈴サッカー少年少女団も10月から活動を再開し、毎週末低学生から高学年まで元気いっぱいにボールを追っかけています。

団活動の休止期間中は皆さんどのように過ごされましたか?僕は時間の許す限り、本を読みあさりました。推理小説に、サッカー本、自己啓発本、歴史本や心理学の本など、好奇心の赴くままに興味津々に読みこみました。

 

自己啓発本の中で印象に残った内容がありましたのでご紹介します。

自分の感情をコントロールする方法、特に怒りに対して。

皆さんはイライラした時、どのように対処していますか?

日常生活の中で感情的になってしまうことも多いと思います。

少年サッカーの場面でも、大声を張り上げている大人を見る事は珍しい事ではありませんよね。

子供が言うことをきかない、大人の思う通りのプレーをしてくれない、大人が負けたとに腹をを立てている、大人の見栄のための少年サッカーなど、試合会場では、指導という名のもとに感情をむき出しにしている大人の多いこと。

 

では、どうしていけばいいのでしょうか?

ある本の中に、感情をコントロールするには、“期待しないこと”だそうです。

“期待しすぎちゃうから求めすぎちゃう“ “勝たせたいから、子供達に無理なプレーをさせちゃう”、“怒りで子供達のプレーを束縛したり“、“自分の思いどおりの操り人形のプレーをさせたりしちゃう”

”皆さん、一度諦めてみませんか” 勿論、消極的な意味合いではございません。

 諦めた所からスタートして、チームや一人一人の子供達のプレーを見ると、勝ち負けだけのものの見方や、点を取った取られただけの物の見方から解放されて、冷静にチームや個々のちょっとした成長の足跡に気付くことができますよ。

 我が五十鈴サッカー少年少女団に置き換えてみると試合は、3年生から6年生で10~12人程度で編成されて、その中で女の子は5人。勝ち負けに重きを置いたら、みんなが楽しくなくてつまらない。みんなが夢中になってサッカーできるにはどうしたらいいか?

コーチや子供達のサッカーに対する価値観を変えてみました。それは、どれだけ沢山ボールに触って練習してきた技が試せたか?相手に迫られても囲まれても勇気を出して仕掛けられたか? ディスフェンスはどれだけ友達を助けに応援しに行けたか?

こんなサッカーの原点みたいなことを明確にしておけぱ、何点取られたって、子供達はやろうとしている事がはっきりしているので、最後まで戦えます。試合もなんとかなっていくもんなんですよ。勿論、負けっぱなしですが‼

(注)この価値観は、13年程前から変わっていないんでした‼

 

たかが小学生時代のサッカー、目くじら立てずに、ゆったりまったり子供達のプレーを楽しめば、ちょっとした子供達のチームの成長を見逃さないかもしれませんよ。

 

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