五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感

小学生年代に必要なものを身につけよう‼

感謝‼

 日曜日、四日市菰野まで遠征に行ってきました。

心配されたお天気も雨に降られることなく、午前中が少し蒸し暑いくらいで、午後からは風も出て快適でした。子供達は最後は日焼けした真っ赤な顔になっていました。

 本日のスケージュールは、中コートでの試合を20分x8本。対戦してもらえたチームは、ダンディゾン(愛知)、茨田(大阪)、ベルナSC(四日市)、ジベル(兵庫)、広田(富山)、シャペウ(伊賀)、ca91(愛知)、アーヴォリ(四日市)。

どのチームも基本は、テクニック重視、それぞれにボールの持ち方やコートの使い方など違いはあるのですが、取られるまでしつこくドリブルで仕掛けてくるチーム、小気味よいショートパスを織り交ぜてくるチーム、密集や1対1の場面でシャペウなど空間を使ってくるチームなど個性的なチームばかりでした。

 中でも富山のチームはすごかったです。

ボールが足に吸い付くドリブルとはこんなことなんだと見せ付けられました。リズム感のある小気味よいドリブルをする子が何人もいるので、横に揺さぶられ、縦に突っ込まれ、ドリブルとショートパスで切り裂かれました。

 沢山の試合の中でボールタッチを少しみただけでこの子センスある、雰囲気持ってる、プレッシャーに動じない、そんな子達が沢山いました。ボールを見ないで、コントロール出来るので、目の前の相手だけでなく、相手チームの陣形を見ながら逆をとり、間隙をついてくる。相手を操れるんだよなぁ。そんな子達は、ボールを持っているだけで、真剣な表情の中に嬉しそうな表情があるんだよなぁ。

 さて、我が五十鈴サッカー少年団は、試合のムラが無くなってきた印象。どの試合も平均して力を出せるようになってきている。もちろん、点を取られることも多いけど、押し込める時間帯もあり、流れるようなパスワークはないけど、ドリブルとショートパスを駆使して協力してボールを前に運べていることが増えた気がする。ボールを持てる子、フォローに頑張れる子、前に鋭いドリブルができる子、気を効かせてバランス取れる子、ボールのあるところに必ず顔を出してくれる子など、みんなの持ち味が噛み合っている。チームのエースの女の子がいない中でこれだけ出来るのだから、ボトムアップ出来てきてる。出来ることは伸ばしつつ、新しいことをどんどん取り入れて、個性的な選手になって欲しい。

 改めて、ペルナさん主催のjogoって素晴らしい。子供達は思い思いに真剣にプレーして、試合の最中の大人の指図や雷声はほとんどない。決められたポジションにはめられて、お決まりのプレーしか出来ない選手じゃつまらない。子供達の意図のあるドリブルとパスが溢れてる。もちろんミスはたくさんあるさ、でも納得できるミスがたくさんあるんだよなぁ。

 

 最後に、目一杯頑張った子供達に素敵なプレゼント、ペルナSC出身の日本代表選手、浅野拓磨選手が、見学に来てくれて、即席のサイン会がグランド中央でありました。参加してくれた子供達の興奮した顔、浅野選手も笑顔で何百人の子供達にサインしてくれました。

最高のご褒美を頂きました。

 

ご招待していただいたペルナSCの皆様、対戦して頂いたチームの皆様、付き添って頂いた保護者様、お陰さまで充実した一時を過ごせました!


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