五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感

小学生年代に必要なものを身につけよう‼

サッカーやりたい!

みなさん、こんにちは。

 学校が休校となり、クラブ活動やスポーツ少年団の活動が中止となったり、みんなで集まることを制限されたり、僕たちの生活にかなりの支障が出ています。

学校があることで、部活動があることで、団活動があることで、如何に自分自身も含めて、子供達が規則正しく生活出来ていたか、その有り難みを痛感します。

自分自身で、セルフコントロールするのがどれだけ大変か?また、継続していく事がどれだけ大変か?自分を律することの大変さ?を思い知らされています。

 テレビやネットでは、プロ野球のオープン戦、バスケットのBリーグ、大相撲など無観客で行っている試合風景を目にします。やはり“盛り上がりに欠けるなぁ“寂しいなぁ“という印象は拭えませんね。

選手達のコメントを見ても“ファンの方達の応援やサポートの有り難みを感じます”といった声が大半のように思います。

 でも?このことをプラスに考えるとしたら、ある意味原点回帰して、スポーツを始めた頃の気持ちに選手達も戻れるんじゃないかと思うんです。シーンとした環境の中で、一対一の真剣勝負、自分の感情を爆発させられる、大好きなスポーツを思いっきり体感してる、チームの一体感、やった・やられたの心の高揚など、スポーツを始めた子供の頃の気持ちを思い出している選手がいるかも。今スボーツができる選手達は、いろん事を噛み締めてプレーして欲しい。

だって、みんなで集まって、ドッジボールでさえできない子供達のことを考えると如何に自分達が恵まれいるのか分かるはず‼

 学校再開、スポーツ活動が再開したら、みんなでおもいっきり、スポーツして欲しいなぁ。

スポーツや遊びの一番は、みんなの心を開放してくれるところ。出来たよ、出来なかった!勝った、負けた、やった、やられた。たったの1.2.3時間程度の中でも感情の起伏がグルグル回ってる。大きくなるにつれて、感情をコントロールしてしまう、感情を押さえつけてしまう。そんなの大きくなってからで十分だ!

どうか、みんなが、心からサッカーを楽しむ環境をつくってあげてください。

ああ、サッカーやりたいなぁと思う子供か沢山いたらいいなぁ。

今日の練習は休みと言われて大喜びする子供がいる環境はどうなんだろう?

大人の都合でサッカーする義務を押し付けないで、友達と遊びに運動場に出掛けていく、そんな環境にしてあげたいな。

そう、子供の頃のドッジボールで、みんなが、当てられないようにハラハラドキドキ逃げ回ったり、ボールを貪欲に欲しがったり、ボール持った時の優越感。

あの感じをみんなにずっと覚えていて欲しい!

僕はサッカーを通して、子供達にそんなことを教えてあげたい。