五十鈴サッカー少年少女団 コーチの雑感

小学生年代に必要なものを身につけよう‼

卒団 それぞれのステージへ みんな羽ばたけ‼

 4月5日(日) 我が五十鈴サッカー少年団は卒団式を行いました。

会場は伊勢市内のfootsal場。

例年ならば、下級生・保護者を交えてみんなでお弁当やおかしを食べながら卒団する6年生の門出を和気あいあいと送り出すのが通例なのですが。6年生と下級生達にお別れの場を提供出来ないのが本当に残念です。

 今年度は6年生10人だけの会となってしまいました。

みんな久しぶりに顔を合わせて自然と笑顔が溢れます。

自宅にこもりっぱなしの子供達におもいっきりサッカーをしてもらおうと1時間程度のミニゲームを楽しんでもらいました。

体力不足は明らかで、ボールが足につかないこともたくさんあり、“いつもと違うなぁ”とプレーを見て思います。

でも笑顔でボールを追っかけて、楽しそうにサッカーしてくれてる子供達が持つ健全な姿がここにはありました。

ミニゲーム終了後には、保護者の皆様が用意してくれた、トロフィーや記念品等の贈呈。一人一人に思いを込めて手渡しました。

 

・ソラ:キャプテンつとめてくれて有り難う。ダイナミックな動きとテクニカルな部分が君の強み。頭のいい子、すぐにでも中学校で通用しそう。他の子達と違いを出せるように、中学校でも周りの意表を突くプレーを魅せつけて!

 

・マナカ:文句なしのチームのエースでした。ボールに触る回数が格段に多くて、相手を交わしてくれる。君が真ん中でボールを持ってくれるとチームの攻撃が楽しくなったね。男の子達にも負けないテクニックと頑張りが大好きでした。中学校では走って走って駆け抜けて!


・ソウタ:1年生からほとんどの練習や試合に参加してくれたね。コーチから怒られることも多かったけど、いつの間にかチーム一番の頑張り屋さんになってくれてました。運動量は抜群。君がボールを奪いに行くことで回りが連動して、ボールを回収出来たんだよ。中学校でも自分の長所どんどん伸ばして駆け回れ!

・ユウゴ:他の小学校から練習や試合に来てくれて有り難う。空手と両立してきたのは凄いこと。もともとディフエンス力が中心の選手だったけど、加えて6年生の後半は攻撃力も出てきてたね。やるべきことを黙々とプレーしてたのが、印象的だった。新しい中学校で、何をしてくれるのか楽しみにしています。

 

・イブキ:5年生からサッカー始めてくれたけど。チームに勇気とガッツを与えてくれる選手でした。明るくて頑張り屋で、楽しくサッカーしてくれてたのが、嬉しかった。中学校になったら他の部活に入るみたいだけど、君なら夢中になって周りをいい方向に導いて行くんだろうなぁ。応援しています。


・アユム:明るい雰囲気でチームにプラスを与えてくれたね。キーパーながらも勇気とタイミングよく前に飛び出してくれてました。シュートにも臆することなく止めにいってくれて助かる場面も多かったと思います。攻め重視のチームなので守りは手薄になるので、試合中はヒヤヒヤだと思うけど、しっかり声をかけてくれて守りの意識を高めてくれました。中学校の君は何にかけるのかな?


・リョウタロウ:いつもサッカーに足を向けてくれて有り難う。曲がったことが大嫌い、不器用なところも君の取り柄だったね。常に前へ前への迫力あるドリブルがチームの推進力になってたよ。得点を決めるのはリョウタロウの役目だったね。中学校では、新たなチームでの始動。自分の良いところ全開で頑張って!


・リョウスケ:みんなの和を保って、とてもチームに一体感をもたらしてくれたね。ボールを持つことが大好きでテクニカルに勝負してくれた。君ならもっともっと貪欲にサッカーに打ち込んだら、化ける可能性十分にあると思うな。中学校でもチームを引っ張って欲しい。


・リョウイチ:入団の頃はお世辞にも運動神経が良いとは思わなかったけど、リョウイチの努力のかいあって、一番伸びた選手だった。どんどん上手くなる過程を目の当たりにした。攻めも守りもみんなを繋ぐ役割をしてくれた。中学校のサッカーも君の努力とサッカー好きで活躍して欲しいな。

 

・ショウマ:ゆっくりボールを扱う選手。ボール持つことが大好きな選手。中学年まではディフエンス疎かで、怒ったけど、高学年では、苦しい中でもディフエンス頑張ってくれてたね。セカセカした中学校のサッカーに流されずに、ゆっくり攻めようとショウマがお手本になって欲しいな。

 

改めて、10人の6年生。毎年毎年思うこと。もう1年間このチーム、このメンバーを指導したかったと思うんです。低学年の頃から負けを重ねて、我慢してここまで作り上げてきた。こんなに成長したのだから、もうちょっと五十鈴のサッカーを体現してくれたらどんな選手になるんだろうと?

それが、嬉しくもあり残念でもある。

改めて、みんな五十鈴サッカーの宝物、ずっとサッカーを続けてくれて有り難う。

 中学3年間で夢中になるもの、打ち込めるもの、自分の感情を爆発出来るものに出会ってくれたら万々歳!

一生懸命打ち込んでいたら、きっと誰かが見てくれてる。家族であり、友達であり、先生であり。そんな君達を認めてくれる。

どのステージに上がろうともこのみんなを応援していこう。


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